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メキシコ経済ニュース2019年6月23日

インフレ関連のニュースとぺメックス関連のニュースがでていたので直訳しておきます。

まずはこちら

www.reuters.com

 

ロイターの調査によると、6月上半期のメキシコの年間インフレ率は、燃料価格や農産物価格の下落により、やや鈍化している。

 

12人の専門家は6月の最初の2週間で4.08%の年間インフレ率を予測し、5月の最後の2週間で記録された4.13%を下回った。

 

中略

 

年間コアインフレ率の推定値は3.82%。

メキシコの全国統計機関は月曜日の6月上旬に国内消費者物価指数を発表する予定だ。

 

ということで、こちらは悪いニュースではないです。

 

次はこちら、
www.reuters.com

メキシコの州の石油会社Pemexは今年、収入を増やすために石油生産を復活させようと試みながら、25億ドルの借金を借り換えることを計画している、と同社の最高財務責任者は述べた、これは格付け機関から同社の業績に対する圧力が高まっている為である。

 

CFOのAlberto Velazquez氏はインタビューの中で、25億ドルが主に未払いの債券を含んでいると語った。

Pemexは、昨年の2021年までの成長から、純負債を1,065億ドルにまで引き上げようとしているが、その後は削減を目指すとしている。

 

ベラスケス氏は、ペメックスがすでに発表したがまだ完了していない、借り換え操作によって同社が銀行との間で締結している約55億ドルのクレジットラインの更新を補完すると述べた。

 

国内外の資本市場に加えて、ペメックスは借り換えのために「銀行との二国間契約」を探求する。今月初めに格付け会社フィッチが格下げした後もより高いコストで、と彼は言った。

 

石油業界のイベントに参加した木曜日の午後、ベラスケス氏はロイターに対し、「金利という点では望んでいることではないが、それが市場だ」と語った。

 

フィッチは、ペメックスの800億ドルの債券の格付けを投資適格から投機的格付、すなわち「ジャンク」に引き下げ、マイナスの見通しを示した。

 

多くの投資家は、ムーディーズ・インベスターズ・サービスからの2度目の格下げがPemexをジャンククレジットとして正式に確認することを予測している。そのような場合、そのような資産の保有を禁止する権限を持つファンドの中には、ペメックス債を売却しなければならないものもある。

 

以下省略

 

ということで、ムーディーズからも格下げされるとみられており、何とか避けられないものかと心配しています。